こんにちは。
今日は私が大変お世話になった、マタニティヨガと産後ヨガについてお話しします。
私は2019年7月に息子を出産しました。
その際に積極的に取り組んでいたのがマタニティヨガと産後ヨガです。
妊娠期も出産後も「ヨガをやっていて本当に良かった」と感じることばかりだったので、
私が実感した産前産後のヨガのメリットについて書きますね。
妊娠期の私の状態
まずは私の妊娠期の体の状態についてお話ししておきます。
私は特に至って普通の妊婦で、特に合併症や注意事項などない妊婦でした。
妊娠初期は「食べ悪阻(食べてないと気持ち悪くなる悪阻)」が酷く、酷い日には1人でLサイズのピザを3枚平らげてしまうほど、ひたすら食べている妊婦でした。
ということで最終的に妊娠期で増えた体重はプラス12キロ笑
先生に体重を増やすなと怒られるわ、空気吸うだけで太るわで精神的にも肉体的にも辛い妊娠期でした。
職場通いの仕事は妊娠9ヶ月まで続け、その後、在宅ワークに切り替え、
出産当日も出産した翌日もパソコンで仕事をしていました。
妊娠期に毎日行っていた運動はヨガ(15~30分)と夕方のウォーキング(40分)くらいでした。
産前産後のヨガで得られるメリット
自分自身の出産を通して感じたメリットは5つ。
- 呼吸を意識することで陣痛がとっても楽になる
- いきみが上手くなる
- 体力がつく
- 産後の体の戻りが早い
- 骨盤を労われる
ここからはこの5つのメリットについて書いていきます。
呼吸を意識することで陣痛がとっても楽になる
出産が恐怖でしかなかった私。
「子供に会える!」という喜びよりも「陣痛に耐えられるのか?」という不安の方が勝っていました。
そんな私が、陣痛中に映画を見ていられるほどの余裕を持って出産に望めたのは、
本当に本当に、ヨガのおかげ。
正しくは、ヨガの呼吸法のおかげでした。
何か特別な呼吸法を何時間も繰り返していたわけではありません。
ただただ呼吸に意識を向けるようにするだけ。
陣痛は出産が近くなればなるほど間隔が短くなり、痛みが増して、頻繁に起こるようになります。
感覚が短くなり、痛みが増すとどんな妊婦さんだって軽くパニックになってしまいます。
ヨガをやっていると、この痛みに合わせて呼吸を深くできるようになるので、
波のようにやってくる陣痛の痛みといきみたくなる気持ちを逃すことができます。
痛みと緊張で短く浅くなりがちな呼吸を自分でコントロールする力をヨガで養えました。
いきみが上手くなる
これは助産師さんに褒めていただいたのですが、
私は”いきみ”が上手かったようです。
いきんでいる最中は、必死だったので何が上手だったのかよくわかりませんでしたが、
助産師さん曰く、「ヨガで骨盤底筋をかなり鍛えていた」ようです。
骨盤底筋がどれくらい鍛えられているのか、自分ではわかりづらかったのですが、
どうやら
- 花輪のポーズ(和式トイレのようなポーズ)
- スクワット(1日100回)
- 開脚ストレッチ
が良かったようです。
個人的には骨盤底筋を鍛えるだけでなく、開脚ストレッチで骨盤底筋に柔軟力を持たせたのも
もし気になる方は是非試してみてください^^
体力がつく
出産でただポンっ!と産むだけじゃない。
冷や汗かくような陣痛を乗り越えて、そこから分娩室に移動して、
そこでさらに骨盤割れるような思いをして、新たな生命を産むわけですよ。
なので出産は体力を著しく消耗する行為でもあるわけです。
そのためにも毎日少しづつヨガをやって体力をつけておいた方がいいと思います。
産後の体の戻りが早い
これは産後一年経って実感していることですが、ヨガをやっているおかげか
産後に危惧していた下っ腹のたるみがほとんどなくなりました。
産後はどうしてもお腹の肉がたるんでしまうのですが、そのお肉がヨガの体幹を鍛えるポーズなどをしていたことであまり残りませんでした。
産褥期間や骨盤に違和感を感じる期間はヨガをお勧めできませんが、
体調がよく、骨盤の違和感を感じなくなる頃から少しづつ自分の体と相談してヨガを再開してみましょう。
ちなみに私は産後5ヶ月ごろからヨガを再開し、
最初は朝ヨガ10分から始めて、徐々に時間を伸ばして行きました。
今は毎日1時間30分のヨガをしています^^
骨盤を労われる
産後の骨盤って本当にデリケートです。
階段を上がるときは骨盤がグラグラしているような気がしてうまく歩けなかったり、横向きに寝るのが辛かったりします。
だからこそ、いつも以上に骨盤に目を向けて骨盤を労ってあげることが大切です。
その上でヨガの「自分の体に意識を向ける」と言う練習が非常に役立ってきます。
もっと言えば「自分の体の声に耳を澄ましてあげる」こと。これがとても役に立つのです。
子育てで忙しかったりすると自分の骨盤がグラグラしてることなんて忘れて動いちゃいますが、
そう言う時こそヨガの感覚を思い出して欲しいです。
「あ、骨盤に違和感を感じるな」くらいの気づきでいいんです。
ヨガを日常的に行っていると、
自分の体の小さな悲鳴に耳を傾け、時間があるときにその部分を労ってあげるように心がけることができます。
産前・産後のヨガは沢山のメリットを得られる
私は妊娠から出産までヨガを続けていて本当に良かった今心から思っています。
ヨガは人生そのものです。
誰の人生にも寄り添うことのできるのがヨガのいいところなので、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。
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