呼吸法

ナディショダナ呼吸法

こんにちは。

これからナディショダナ呼吸法について説明していきます。

 

RYT200習得のカリキュラムは全てを協会から指定されているわけではないので、スタジオやクラスによってカリキュラムの内容が大きく異なります

 

私の通っていたヨガスタジオではアーサナばかりを練習するのではなく、呼吸法に重点を置いて指導する方針を取っていました。

 

なのでもしかしたらRYT200取得済みでも呼吸法についての知識が浅いインストラクターの方もいらっしゃるかもしれません。

 

今日ご説明するナディショダナ呼吸法はRYT200を習得する上で必ず学ばないといけない呼吸法ではありませんが、自分でクラスを持ったり誰かにティーチングする機会がある方にとっては知っておいて損はない呼吸法です。

 

是非ご自宅でやってみてください。

ナディショダナ呼吸法とは

まずは「ナディショダナ呼吸法」について簡単な説明から。

 

ナディショダナ呼吸法は片鼻呼吸法のことを指します。

 

ナディー:気(プラーナ)の通り道

ショダナ:浄化

 

ですので、簡単に言ってしまえば

 

左右の呼吸を整えることで、自律神経に働きかけ自分のペースを取り戻していく呼吸法

 

とも言えます。

 

ナディショダナ呼吸法と自律神経

先ほど「左右の呼吸を整えることで、自律神経に働きかけ自分のペースを取り戻していく呼吸法と説明しましたが、そもそもなぜ呼吸法で自律神経を整えることができるのでしょう?

 

私たちはおよそ1~2時間ごとに交替で膨張・収縮しながら、空気の通り道を開けたり閉めたりしています。(ネーザル・サイクル)これを左右で閉じたり閉めたりを繰り返しているのが私たちの鼻です。

 

このネーザルサイクルをコントロールしているのが自律神経を司る脳の視床下部だと言われています。

 

現代はストレス社会と言われているほど、私たちは知らず知らずのうちにストレスを抱え、自律神経に不調をきたしています。

 

例えば、自律神経に不調をきたすとこんな症状が出ます。

自律神経に不調がある時の症状
  • 体のだるさ
  • 便秘や下痢
  • 頭痛
  • 不眠
  • ほてり
  • 動悸

 

私もしょっちゅう頭痛に悩まされていますが、おそらくいろいろ疲れてしまっているんでしょうね・・。

 

そんな時にナディショダナ呼吸法で呼吸リズムを整えることで、脳の視床下部にこれ以上のストレスをかけずに自律神経を落ち着かせることができます。

 

ナディショダナ呼吸法の注意点

ナディショダナ呼吸法を始める前に1つ注意点です。

 

妊娠中の方、術後の方、産後の方は 必ず椅子に座って行いましょう。

呼吸で転倒することなどはないと思いますが、体調が悪くなったりする場合もあるかと思います。

 

疲れていたり、上記のような方は椅子に座って練習を行うことをオススメします。

 

ナディショダナ呼吸法の説明(姿勢・流れ)

 

それでは呼吸法を行う際の姿勢と流れについて説明していきます。

 

  1. 楽な姿勢で座ります(合蹠でもあぐらでも楽な姿勢でOK)
  2. 背筋をのばして、軽く顎を軽く引きましょう
  3. 心が静になっていくのをを感じます。
  4. 右手はナサグラムードラ(ポイント参照)を準備します
  5. まず左鼻から息を吐きって、準備をします。
  6. 左鼻から息を吸って
  7. 右鼻から息を吐きます。
  8.  右鼻から息を吸って、
  9.  左鼻から息を吐きます。
  10. 6~9までを1セットと数え3回繰り返します。

文字だけをみているとこんがらがってしまいますが、実際はとても簡単

 

  • 左鼻で吐いて→左鼻で吸う
  • 右鼻で吐いて→右鼻で吸う

 

これを右鼻と左鼻で交互に繰り返していくだけです。

【ナサグラムードラ】

右手で行います。

  1. 薬指、小指を曲げます。
  2. 親指を右鼻において、
  3. 薬指を左鼻におきます。
  4. 人差し指と中指は、眉間におきましょう。

このナサグラムードラで鼻腔を開けたり閉めたりすることによって呼吸を整えていきます。

 

一日一回を習慣付けでみよう

一日一回。

ベッドに座って自分を落ち着かせる時間を少し取ってみませんか?

それだけで心も脳も自然と穏やかになれます。

 

また他の呼吸法についても紹介していきますね。

次回の更新をお楽しみに♡

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